震災以降の河北新報の一面トップ記事の見出しをまとめてみた

今朝の河北を見てあれ?と思った。最近の河北新報は、おそらく意識して復興へ向けた記事を前面に出していると感じていたのに、今朝の一面トップが「死者1万人超す」という被害を前面に出した見出しだったから。2週間という節目だからかな。

印象のみで語るのも何なので、まとめてみた。
青字が、白地に黒文字の見出し。それ以外が事件、事故でよく使われる黒地に白抜きの見出し。

(一部発見できなかったため、抜けがあります)
3/12朝 宮城震度7津波
3/13朝 福島第1 建屋爆発
3/14朝 犠牲「万単位に」
3/14夕 3号機も水素爆発
3/15朝 核燃料 一時完全露出
3/15夕 原子炉格納容器 損傷
3/16朝 高濃度放射能 漏出
3/16夕 3号機 格納容器破損か
3/17朝 福島第1 冷却作業難航
3/17夕 福島第1 ヘリで水投下
3/18朝 仙台港に救援物資
3/19朝 戦後最悪 死者6911人
3/19夕 生活支援 動き拡大
3/20朝 2号機 外部電源接続
3/21朝 9日ぶり2人救出
3/22朝 ガス復旧 1ヵ月半めど
3/22夕 物資輸送 本格化へ
3/23朝 息吹き返す大動脈
3/23夕 首相、摂取制限を指示
3/24朝 東北道きょう全面再開
3/24夕 東北道が全面再開
3/25朝 東北道 全面再開
3/25夕 地下鉄 傷深く
3/26朝 死者1万人超す

ここ1週間ぐらい、特に朝刊では本当に復旧関連の記事ばかりだったんだなあ。
あらたにすのまとめ読みなんかと比べてみると全国紙とは方向性が全然違う事がわかる。
特に被害の大きい被災地では暗いニュースは身の回りにあふれているので、新聞がこういう姿勢で紙面を構成してくれるのはとてもいいことなんじゃないかと思う。