日経ビジネス Associe 2008年 3/18号

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 3/18号 [雑誌]

昨日届いて今日読了。

特集と付録の格言集は、様々な考え方に触れることができていいかもしれません。こういう格言はバックグラウンドも含めて語られてこそ意味のある物も多いですし、読んですぐに役に立つわけではありません。それでも、自分の考えとあう物/あわない物、自分ができていること/できていないことなどいろいろ考えるきっかけにはなりそうです。

付録は正直余計かな……冊子単独で読むにはいい雰囲気なんですけど、手帳に挟んでおくには厚みの割に情報量が少なすぎますし、そもそも手帳とサイズが合いません。冊子だと好きな格言を選べないというのもあります。カードぐらいにしておいてほしかったかも。あるいは、読者限定冊子用PDF作成サービスとか。リサイクルを考える上でも、雑誌はリサイクルに回されても付録の冊子はゴミになってしまう事が多そうです。

玄侑宗久氏のインタビュー記事は、この雑誌のテイストとはちょっと毛色が変わっていい感じかもしれません。仏教のことだけでなく、化学やビジネスのことまで広い知識を持って語っているのが非常に説得力ありますね。
「暗記した物を再生する時、大脳皮質が休んでもっと深い脳が活性化する」っていうのは呪文に限らない気もしますね。合唱で、暗譜して、指揮者に集中して歌う時ももしかするとそういう感じかもしれません。「音自体が力を持つ」というのにもつながるかもしれません。仏教についてもう少し深く知りたいなあと思うと同時に、また歌いたいなあとも思いました。

P148からの、アンドリュー・J・サター氏の「仕事の新常識」。
業務では商標はほとんど扱わないので、「証明商標」なる物を恥ずかしながら知りませんでした。自社の商品やサービスだけでなく、こういうところにも商標を使っていたんですね。