衝撃

衝撃のあまり久々に更新。

あのパトリスが……




民事再生手続開始申立のご案内





当社は、平成21年7月17日、東京地方裁判所に対し民事再生手続開始の申立を致しましたのでお知らせいたします(平成21年(再)第195号)。



ご契約者の皆様にはご心配をお掛けして申し訳ありませんが、民事再生手続開始申立により、ご契約者の皆様による弊社PATOLISサービスのご利用に支障が生ずることはなく、従前と全く同様にご利用いただけます。何卒、弊社の民事再生手続にご理解を頂き、引き続きご支援とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。



なお、ご不明な点等ございましたら、弊社宛てお問合せください。

PATOLIS|お知らせ から引用

民事再生法とは……
データベースの使用目的にもよるでしょうけど、やはり使い放題の商用データベースが一般的になってきたいま、従量制のサービスが使いにくいのは間違いなく、複数契約している企業がどこから切るか、といったらパトリスを切ってしまう状況になりつつあったのではないかと。





1978年、日本初の特許情報オンライン検索システムとして登場した「PATOLIS」を(財)日本特許情報機構(JAPIO)から引き継いで誕生したパトリス社が7月17日、民事再生手続き開始の申し立てをしていたことが、このほど分かった。かねて経営状況の厳しさは伝えられていたが、「厳しいということは聞いていたが老舗だけに業界に与える影響は大きい」(都内の知財情報会社のトップ)と、知財業界の関係者は衝撃を受けている。通産省OBで元シャープ副社長、JAPIO理事長だった和田裕氏が経営を続けてきたが数年前に経営悪化の責任をとり退任、その後同社は減資を実施、東芝などから支援を受け加根魯澄夫新社長が経営再建に動いていた。昨年度は単年度黒字となったが、負債額が大きく、資金繰り返すがひっ迫していたもよう。同社の経営支援先としてはこれまでソフトバンク系企業など、いくつか挙がっていたが折り合わず、現在は外資系企業と折衝しているもよう。(2009年7月21日)

[インテレクタス アイ] から引用
外資系か……
この方面のデータベース会社でM&Aといったらトムソンぐらいしか思いつかないけど……
PATOLIS海外のウィズドメインって線もあるのかな。
どこが支援するとしても、貴重なデータを持っているので、データベースユーザーにとってもメリットある形にまとまってくれるといいなあと思います。