2007年の米特許件数、前年比9.5%減に

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/16/news021.html

 米特許商標局(USPTO)が2007年に企業に対して発行した特許は15万7284件で、史上最多を記録した前年から9.5%減となったことが、米 IFI Patent Intelligenceによる1月14日の報告で明らかになった。発行件数上位35社の80%は、前年より特許発行数が減少しているという。

上の記事だと、「企業に対して」って書いていますが、企業だけじゃなくてトータルの発行件数のようですね。

http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl?ACCT=104&STORY=/www/story/01-14-2008/0004735701&EDATE=

According to IFI's analysis, the U.S. Patent and Trademark Office
(USPTO) issued a total of 157,284 utility patents in 2007 -- down 9.5
percent from 2006's all-time high -- at a time when the Patent Office is
faced with a swelling backlog of patents pending. The most recent USPTO
annual report (http://www.uspto.gov/web/offices/com/annual/2007) tallies the
backlog to be 1,112,517 patents pending for fiscal year 2007.
バックログがふくれあがってるみたいですから、審査しなければならない案件は増えてるわけですよね。にもかかわらず、特許の発行件数が減っているっていうのは、やはり審査が若干厳しくなっているからでしょうか。
KSR判決の影響は多少出てるのかもしれませんね。

拒絶が確定した件数の統計値が出てませんから本当のところははっきりしませんけどね。単に審査が滞っただけかもしれないですし、2006年が異常に多かったのかもしれませんし。